たった50字でOK!小論文の結論はシンプルに書こう(大学入試対策)
- 小論文の結論が長くなってしまう
- 結論の書き出しが分からない
- 文章のまとめ方を知りたい
この記事では、「小論文の結論の書き方」についてなるべく分かりやすく説明します。
小論文のまとめ方が分からないという高校生は、この記事で一緒に勉強していきましょう。
結論はシンプルがいちばん
結論の書き出しが分かりません。
小論文を上手にまとめる方法はありますか?
この記事を読んで「小論文の結論の書き方」を身に付ければ、小論文をきれいにまとめることができますよ。
結論で欲張っていませんか?
小論文は、最後に自分の意見をもう一度述べて文章を締めくくります。
そして、その役割を果たすのが「結論」というわけです。
しかし、小論文が上手に書けない高校生は、結論で迷子になっていることがよくあります。
あなたも心当たりありませんか?
欲張ってあれこれ書いてしまうと、すべて逆効果になってしまいます。
たったそれだけで、せっかく書いた小論文がムダになってしまうのはイヤですよね?
いつも結論が長くなってしまうという人は、ぜひ最後まで読んでください。
時間をかけずにまとめよう
小論文の制限時間は、ほとんどの大学が60分〜90分となっています。
緊張も重なり、なんとか仕上げるのが精一杯という高校生も多いでしょう。
入試本番は時間との戦いです。
残り少ない時間のなかで上手にまとめるには、結論を簡潔に書く必要があります。
結論は短時間でシンプルにまとめることを意識してください。
小論文の結論チェックポイント
では、結論を短時間で簡潔にまとめるにはどうしたらいいのでしょうか。
以下の2つに注意して書いてみましょう。
チェック1:序論と同じ内容になっているか?
チェック2:文字数稼ぎをしてないか?
チェック1:序論と同じ内容になっているか?
まず大前提として、序論と結論は同じ内容を書かなくてはいけません。
結論は自分の意見のまとめですから、当たり前のように聞こえますよね。
しかし、書きあがった小論文を読んでみると、序論と結論がズレていることがよくあります。
その原因の多くは、書いているうちに話の展開が変わってしまうから。
はじめと終わりで意見が変わっていたら、文章が成り立たなくなってしまいます。
そうなると、言いたいことが伝わらず、減点の対象となってしまうわけです。
最後の最後で失敗しないように、序論と結論が同じ内容になっているか見直しをするクセをつけましょう。
序論の内容と合っているか、答え合わせをするイメージですね。
チェック2:文字数稼ぎをしてないか?
これもよくあるケースですが、結論をあからさまに引き延ばしていませんか?
- 新しい内容を追加する
- すでに書いた情報を繰り返している
思い当たる人は今すぐやめましょう。
余計なことを書くと、文章のつじつまが合わなくなる原因となります。
文字数稼ぎだと思われ印象を悪くすることもありますので、あくまで自分の意見のまとめであることを忘れないようにしましょう。
50文字を目指して書く練習をすれば、ダラダラ長くなるのを防ぐことができますよ。
解答用紙のマス目にもよりますが、2~3行程度が目安ですね。
また、結論の段階で文字数が不足してしまう原因は、メモを作れていないことにあります。
メモ作りは小論文の設計図とも言える重要な作業です。
メモが上手に作れない、自信がないという人は、以下の記事で一緒に勉強しましょう。
結論はテンプレでOK
では、実際の結論はどのように書いたらいいのでしょうか。
これは難しく考える必要はありません。
実は決まったパターンを覚えておけば、一通りの問題に対応できるんです。
つまり、小論文の結論はテンプレで対応できてしまうということですね。
以下の2つのパターンを覚えておきましょう。
2つのパターンを使いこなそう
文章の書き始めが異なるテンプレートを2つ用意しました。
問題の内容に合わせて使い分けてください。
- 以上の理由から、私は〇〇に賛成する。
- よって、私は〇〇について△△と考える。
小論文の結論の書き方まとめ
「小論文の結論の書き方」について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。
小論文をきれいに仕上げるためには、結論の書き方が重要です。
すばやく簡潔に書くことを意識して、繰り返し練習しましょう。
チェック1:序論と同じ内容になっているか?
チェック2:文字数稼ぎをしてないか?
小論文は、とにかく何度も書くことが上達へのいちばんの近道です。
この記事を参考にして、繰り返し対策してみてくださいね。
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