減点を防ぐコツ

小さなクセが命取り!現役高校生が小論文でよくやるミス3選

小さなクセが命取り!現役高校生が小論文でよくやるミス3選
じんまる
こんな高校生におすすめです!
  • 小さなミスが多い
  • 小論文の点数を少しでも上げたい
  • 言いたいことがまとまらない

この記事では、「小論文で高校生に多いミス」についてなるべく分かりやすく説明します。

入試本番で1点でも多く稼ぎたいという高校生は、この記事で一緒に勉強していきましょう。

その書き方で減点されませんか?

ショウ
ショウ

いつも似たような内容で注意されてしまいます。

ロン
ロン

私の書き方で減点されないか心配です。

じんまる先生
じんまる先生

この記事を読んで「小論文で高校生に多いミス」を理解すれば、入試本番で余計な減点をしなくて済みますよ。

自分のクセに気を付けよう

小論文の練習をしていて、同じようなミスをしてしまうことはありませんか?

その原因の多くは、自分のクセに気が付いていないことにあります。

無意識でやってしまっているので、何度も同じ箇所でつまづいてしまうんです。

しかし、そんな小さいミスの積み重ねが、入試本番で命取りになることも。

そうならないために、気を付けて欲しいポイントをお伝えしていきます。

じんまる先生
じんまる先生

自分のクセに気付いて意識することができれば、小論文の減点を防ぐことができますよ。

現役高校生に多いミス3選

では、小論文で高校生に多いミスとはどのようなものなのでしょうか。

じんまる先生
じんまる先生

この記事では3つに分けて解説していきますね。

小論文で高校生に多いミス

①問題に正しく答えていない

②言いたいことが定まらない

③自分の意見を詰め込みすぎる

①問題に正しく答えていない

大学や専門学校の小論文は、出題パターンがある程度決まっています。

そのせいもあって、問題文を最後まできちんと読まない高校生がとても多いんです。

じんまる先生
じんまる先生

分かったつもりになって、読み流してしまうんですね。

そんなときに起こるのが、問題に正しく答えていないというミスです。

「賛成か反対か」を聞かれているのに、自分の立場を明確にしていない。

「具体的な意見」を聞かれているのに、賛成反対の理由だけを書いている。

このような場合、どんなに良い内容が書けていても点数になりません。

せっかく書いた小論文がムダになってしまうのは嫌ですよね。

当たり前に聞こえると思いますが、まずは問題文をしっかり読むようにしましょう。

②言いたいことが定まらない

そして、いくら問題に沿って答えていても、話のつじつまが合っていなければ減点されてしまいます。

文章の最初と最後で、きちんと同じことを言えているかということですね。

じんまる先生
じんまる先生

分かりやすいように、小論文の三部構成に沿って説明しますね。

小論文の三部構成について復習したい人は、こちらの記事をご覧ください。

この記事をチェック!
【解答例あり】小論文の超基本!「3部構成」の書き方を徹底解説
【解答例あり】小論文の超基本!「3部構成」の書き方を徹底解説

まず小論文は、序論で自分の意見を述べますよね。

賛成なら賛成、反対なら反対の立場をはっきりさせてから文章を展開していきます。

自分の立場を決めたら、次は本論で理由を説明していきます。

いろいろな根拠を活用しながら、自分の意見を正当化させていく。

そして最後に、結論で自分の意見をまとめるわけです。

しかし、言いたいことが定まらない文章は、序論と結論の内容がズレてしまっています。

じんまる先生
じんまる先生

序論と結論の内容がズレてしまう原因は、主に以下の2つです。

1)メモづくりが甘く、気付かないうちにズレてしまった

2)結論で内容を追加してしまい、方向が変わってしまった

では、ひとつずつ順番に解説していきましょう。

1)メモ作りが甘く、気付かないうちにズレてしまった

まず、気付かないうちに内容がズレてしまう原因は、自分の意見がはっきりしないまま書き始めてしまうことです。

それを防ぐには、メモの練習が効果的です。

メモ作りは、小論文の設計図を作るという重要な作業です。

この作業をきちんと行うことで、自分の意見とその理由をしっかり決めてから書き始めることができます。

メモを正しく作れるようになると、余計な減点を減らすことができますよ。

メモの作り方を復習したい人は、以下の記事で一緒に勉強しましょう。

この記事をチェック!
【小論文の設計図】たった3ステップで完璧なメモを作る方法(実例あり)
【小論文の設計図】たった3ステップで完璧なメモを作る方法(実例あり)

2)結論で内容を追加してしまい、方向が変わってしまった

メモ作りで自分の意見が明確になっていても、清書の途中で書き足してしまう人がいます。

書いているうちに新しいアイデアが浮かび、良かれと思って書き足してしまうんですね。

本論に追加したのであればなんとかなりますが、それを結論でやってしまうと大問題です。

なぜなら、文章がまとまらなくなってしまうから。

結論は自分の意見をまとめるパートです。

しかし、そこで新しい話題を入れてしまうと終わりが見えなくなってしまいます。

その結果、「最終的に何が言いたかったの?」となりかねません。

せっかくのアイデアですから、書きたくなる気持ちも分かります。

そんな気持ちを押さえて、結論では余計なことを書かないように気を付けましょう。

③自分の意見を詰め込みすぎる

最後に、書きたいことが多すぎる場合も要注意です。

自分の意見がたくさんあるのは良いことです。

しかし、ただそれを並べているだけでは逆効果になってしまいます。

なぜなら、小論文は自分の意見を客観的に説明する必要があるから。

自分の意見が増えた分だけ説明が必要になり、内容はどんどん複雑になっていきます。

しかし、一つひとつ上手に説明できなければ、「結局何が言いたかったんだろう?」ということになりかねません。

そうなると、当然ながら減点の対象になってしまいます。

どんなに良い内容が思いついても、相手に伝わらなければ意味がありません。

大学入試の小論文では、欲張り過ぎないのも大事なポイントです。

じんまる先生
じんまる先生

自分の意見は1つに絞り、その理由を2~3つに分けて説明していきましょう。

小論文で高校生に多いミスまとめ

「小論文で高校生に多いミス」について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。

この3つに気を付けるだけで、入試本番の減点を防ぐことができます。

思い当たることがある人は、自分のクセを意識して繰り返し練習しましょう。

現役高校生に多いミスまとめ

①問題に正しく答えていない

②言いたいことが定まらない

③自分の意見を詰め込みすぎる

小論文は、とにかく何度も書くことが上達へのいちばんの近道です。
この記事を参考にして、繰り返し対策してみてくださいね。
何度も見返すことができるように、ブックマークをおすすめします!

記事URLをコピーしました