具体例で差をつけろ!ありきたりな小論文にならない2つの方法
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- ありきたりな文章になってしまう
- アイデアが思いつかない
- 情報の集め方が分からない
この記事では、「独自性の出し方」についてなるべく分かりやすく説明します。
他の受験生と差をつけるために、この記事で一緒に勉強していきましょう。
ライバルの小論文に差を付けよう!
![ショウ](https://jin-maru.com/wp-content/uploads/2023/02/sho_trouble.png)
どの問題を解いても一般論しか書けないんです。
![ロン](https://jin-maru.com/wp-content/uploads/2023/02/ron_trouble.png)
自分らしさを出すコツはありますか?
![じんまる先生](https://jin-maru.com/wp-content/uploads/2023/02/jinmaru_shiba2.png)
この記事を読んで「独自性の出し方」を身に付ければ、自分だけの小論文を書けるようになりますよ。
自分の主張は一般論でOK
![じんまる先生](https://jin-maru.com/wp-content/uploads/2023/02/jinmaru_shiba2.png)
本題に入る前に大事なことをお伝えしておきますね。
入試小論文では、誰も思いつかないようなアイデアを無理やり書く必要はありません。
![ショウ](https://jin-maru.com/wp-content/uploads/2023/02/sho_nomal-1.png)
え…そうなんですか!まわりの人と違うことを書かなきゃいけないと思っていました。
今このブログをご覧のあなたはどうですか?
珍しいアイデアをひねり出すことに時間を費やしていた人もいるのではないでしょうか。
しかし、大学・専門学校の入試小論文の場合、アイデアそのものより「なぜそう考えたのか」を重要視することが多いんです。
つまり、自分の主張に対する「根拠や理由で独自性を出す」ことが重要だと言えます。
小論文で独自性を出す2つの方法
![ロン](https://jin-maru.com/wp-content/uploads/2023/02/ron_nomal.png)
じんまる先生、「根拠や理由で独自性を出す」ための具体的なコツってあるんですか?
![じんまる先生](https://jin-maru.com/wp-content/uploads/2023/02/jinmaru_shiba2.png)
ありますよ。では今から2つのポイントに分けて説明していきますね。
<小論文で独自性を出す方法>
ポイント①:具体例で差をつける
ポイント②:体験談で差をつける
ポイント①:具体例で差をつける
まずひとつめは、具体例で差をつける方法です。
「新聞にこんな記事がのっていた」
「本にこんなことが書いてあった」
「WEBサイトにこんな調査結果があった」
このように、あなた自身が調べた情報を上手に使うことで、他にはない小論文を書くことができます。
![じんまる先生](https://jin-maru.com/wp-content/uploads/2023/02/jinmaru_shiba2.png)
新聞や本、インターネット検索などを使って、志望学部に関連しそうな情報を調べてみよう!
新聞や関連書籍
新聞の見出しや本のタイトルのなかに、志望学部や学科に関連する情報がないかチェックしてみましょう。
そして、気になる見出しがあったら、その記事をもう少し深読みしてみる。
その作業を繰り返しているうちに、その分野のキーワードやトレンドが見えてくるようになりますよ。
頻繁にでてくるキーワードを見つけたら、必ずチェックしておきましょう。
![じんまる先生](https://jin-maru.com/wp-content/uploads/2023/02/jinmaru_shiba2.png)
新聞記事をスクラップしておくと、入試前に見返すことができて便利ですよ。
WEB検索
気になるキーワードが見つかったら、さらに詳しく調べてみましょう。
まず手始めに「〇〇とは?」で検索してみるのがいいと思います。
特に省庁や公的機関の情報は信用性が高いので、積極的に活用していきましょう。
このように、日ごろからネタ集めをしておくことで、小論文の書きやすさが大きく変わります。
しかし、すべての情報を丸暗記するのは現実的ではありませんよね。
そんなときは、調べた情報から「どんな事を考えたのか」までまとめておくと理解しやすくなりますよ。
もちろん、ポイントだけ覚えておくというやり方でも問題ありません。
![じんまる先生](https://jin-maru.com/wp-content/uploads/2023/02/jinmaru_shiba2.png)
調べた情報を自分の意見のように書くのはNGです。引用だと言うことがきちんと分かるように書きましょう。
ポイント②:体験談で差をつける
ふたつめは、自分自身の体験談で差をつける方法です。
「以前こんなことがあった」
「そのことからこんなことを考えた」
そんなエピソードこそ、独自性を出すための絶好のネタになりますので、積極的に活用していきましょう。
たとえば「成人年齢の引き下げ」をテーマにした問題があったとします。
高校3年生であれば、すでに18歳を迎えている人もいるでしょう。
その場合、まさに実体験しているわけですから、成人して良かった(悪かった)と思うことを根拠として書くことができますね。
このように、自分だけのエピソードを使えば、他の受験生と同じ内容になることはありません。
さらに、ポイント①で調べた情報と自分自身の体験を関連付けることで、自分にしか書くことができない小論文になります。
人から聞いた体験談でもいいですが、そのときに自分が思ったことや考えたことを必ず書き加えるようにしてください。
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それでも思いつかないときはどうすればいいですか?
![じんまる先生](https://jin-maru.com/wp-content/uploads/2023/02/jinmaru_shiba2.png)
志望校のアドミッションポリシーを参考にしてみましょう。
アドミッションポリシーは、学校側が求めている人物像をまとめたものです。
つまり、「アドミッションポリシーに当てはまる人はどんな文章を書くのか」をイメージすることで、志望校が求める人材に近づくことができます。
どうやって書いたら良いか分からない、もう手も足も出ない、というときの打開策になるはずです。
ただし、具体例や体験談を使って書くのに越したことはありません。アドミッションポリシーに頼るのは最終手段だと思っておきましょう。
独自性の出し方まとめ
「独自性の出し方」について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。
小論文に使えそうな情報と言っても、難しく考える必要はありません。
目についたキーワードを調べる、これまで経験したことを振り返ってみるなど、時間があるときに取り組んでみてください。
その積み重ねが、小論文で大きな武器になりますよ。
ポイント①:具体例で差をつける→自分自身で調べた情報を活用しよう!
ポイント②:体験談で差をつける→自分だけのエピソードを取り入れよう!
小論文は、とにかく何度も書くことが上達へのいちばんの近道です。
この記事を参考にして、繰り返し対策してみてくださいね。
何度も見返すことができるように、ブックマークをおすすめします!
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