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新聞ノートで点数アップ!作り方と3つのメリットを紹介(小論文・時事問題対策)

新聞ノートで点数アップ!作り方と3つのメリットを紹介(小論文・時事問題対策)
じんまる
こんな高校生におすすめです!
  • 小論文のネタに困っている
  • 本論がなかなか書けない
  • 新聞の活用方法を知りたい

この記事では、「新聞を使った小論文対策」についてなるべく分かりやすく説明します。

小論文のネタに困っているという人は、この記事で一緒に勉強していきましょう。

小論文対策には新聞が最適

ショウ
ショウ

小論文で使えるネタが思いつきません。

ロン
ロン

新聞を読むと良いと聞きましたが、活用方法を教えて欲しいです。

じんまる先生
じんまる先生

この記事を読んで「新聞を使った小論文対策」を実践すれば、より具体的な小論文を書けるようになりますよ。

ネタに困ったことはありませんか?

「小論文は三部構成で書きましょう」

このように教わっている人も多いのではないでしょうか。

基本的には、序論で自分の意見、本論で根拠や理由、結論でまとめを書くという流れになりますよね。

じんまる先生
じんまる先生

小論文の3部構成が不安な人は、以下の記事で一緒に復習しましょう。

この記事をチェック!
【解答例あり】小論文の超基本!「3部構成」の書き方を徹底解説
【解答例あり】小論文の超基本!「3部構成」の書き方を徹底解説

そして、ここで注目したいのが、本論の書き方です。

じんまる先生
じんまる先生

具体例が思い浮かばずに困った経験はありませんか?

ショウ
ショウ

いつもそこで時間を使ってしまいます…

今このブログを読んでいるあなたも、心当たりがあるのではないでしょうか。

実はショウくんのように、小論文のネタに困っている高校生がとても多いんです。

じんまる先生
じんまる先生

そんな人にこそ、新聞を読んで欲しいんです!

小論文対策に新聞が有効な理由

では、なぜ新聞を読むといいのでしょうか。

それは、小論文の試験で見られているポイントに関係しています。

<小論文の試験で見られているポイント>
  • 文章を書く力があるか
  • 自分の考えを持っているか
  • 資料や文章を読み取れるか
  • 普段から情報収集しているか

小論文の練習をしているうちに、文章は自然と上手になります。

しかし、ネタとなる情報はコツコツ集めるしかありません。

資料や文章も、読みなれていないと本番で足を引っ張る原因になってしまいます。

そんな問題をまるごと解決できるのが、新聞を読むことなんです。

新聞は簡潔に書かれた文章の代表。

幅広いジャンルの最新情報がコンパクトにまとまっているので、忙しい高校生にぴったりのアイテムだと言えます。

じんまる先生
じんまる先生

普段から新聞を読むことで、以下のようなメリットがありますよ。

<新聞を読むメリット3選>
  • 常体の文章に慣れる
  • 時事問題に強くなる
  • 語彙力が高まる

常体の文章に慣れる

あなたも一度は新聞を読んだことがあると思いますが、堅苦しい印象はありませんでしたか?

新聞では、文末表現に「だ・である調」が使われています。

これは常体と呼ばれる表現で、実は小論文と同じなんです。

普段読んでいる文章は、文末が「です・ます」で書かれていることが多いのではないでしょうか。

新聞を読んで「常体」の文章に慣れておけば、迷わず書けるようになりますよ。

そのほかにも、長文を正確に読めるようになる、資料の読み解きにも慣れてくるなど、多くのメリットがあります。

時事問題に強くなる

小論文対策として、ネットニュースを活用することがあると思います。

しかしその場合、志望学部に関連する情報しか調べない高校生が多いんです。

小論文は、いろいろな視点を持っている人ほど、より客観的な意見を書けるようになります。

もし偏った情報しか持っていないと、入試本番で思うような文章が書けないかもしれません。

その一方、新聞はさまざまなジャンルの記事が載っていますよね。

学部に関連する内容以外にも、世界的に注目されている出来事や日本の政治に関するニュースなど、まとめてチェックすることができます。

そのため、普段から新聞を読むことで情報感度が高まり、自然と時事問題にも強くなりますよ。

語彙力が高まる

新聞は、不特定多数の人に向けられて書かれていますよね。

どのような人が読むのかわからない状態で書かれているので、誰が読んでも分かりやすい表現で書かなくてはいけません。

そのため、表現方法や言葉選びのお手本にするなら、新聞が最適というわけです。

また新聞を読んでいると、聞きなれない言葉が使われていることもありますよね。

自分の意見を分かりやすく説明するためには、慣用句や単語が武器になります。

初めて見た言葉をメモしておく、新しく覚えた言葉を積極的に使うなど、入試本番で活用できるように準備しておきましょう。

まずは見出しだけでもOK

そうは言っても、なかなか新聞を読む気になれない人もいると思います。

そんな人は、新聞を広げることから始めましょう。

はじめは見出しをチェックするだけでもOK

一通り目を通せるようになったら、志望する学部に関係しそうな記事をピックアップしてみましょう。

小論文対策には「読売中高生新聞」がおすすめ!

ロン
ロン

新聞が大事なのは分かったんですが、なんだか難しそうですよね。

じんまる先生
じんまる先生

そんな人には「読売中高生新聞」がおすすめですよ!

読売中高生新聞では、普通の新聞では難しく感じてしまう時事問題を、分かりやすく解説しています。

小論文対策に役立つワークシートや一問一答も付いていて、まさに受験生のための新聞。

慣れない新聞を毎日読むのは大変ですが、これなら週に1回でまとめて対策できます。

効率よく情報収集できるので、勉強や部活で忙しい高校生にぴったりの新聞なんです。

読売中高生新聞については、以下の記事で詳しく解説しています。

じんまる先生
じんまる先生

本論をスラスラ書けるようになりたい人は、ぜひチェックしてください。

この記事をチェック!
【大学入試対策】小論文のレベルアップには“読売中高生新聞”がおすすめ!
【大学入試対策】小論文のレベルアップには“読売中高生新聞”がおすすめ!

新聞ノートをつくろう

ロン
ロン

新聞を読むだけで、こんなに多くのメリットがあるんですね!

じんまる先生
じんまる先生

そうなんです。でも読んで終わりにするのはもったいないですよ。

ショウ
ショウ

じんまる先生、どういうことですか?

じんまる先生
じんまる先生

気になった新聞記事をスクラップして、自分だけの新聞ノートを作りましょう。

新聞ノートの例

新聞ノートの作り方3ステップ

じんまる先生
じんまる先生

それでは、具体的なやり方について説明していきましょう。

<新聞ノートの作り方3ステップ>

①気になった記事を切り取る

②記事の内容を要約する

③自分の意見をまとめる

①気になった記事を切り取る

まずは、新聞記事の中から気になる記事を見つけましょう。

その記事を切り取って、ノートの見開き左ページに貼り付けます。

記事の近くに、新聞の名前と日付も書いておきましょう。

じんまる先生
じんまる先生

新聞を切り抜くのが嫌な人は、コピーでもOKです。

②記事の内容を要約する

それができたら、ノートの見開き右ページを半分に分けましょう。

そしてノートの上半分に、切り取った記事の要約を書きます。

じんまる先生
じんまる先生

簡潔にまとめる練習なので、なるべく100字以内で書きましょう。

③自分の意見をまとめる

最後に、要約文の下のスペースを使って自分の意見を書きます。

その記事を読んで思ったこと、考えたことなど、200字程度でまとめてみましょう。

じんまる先生
じんまる先生

調べた言葉もメモしておくと、まとめて復習できて便利ですよ。

新聞ノート3つのメリット

気になった記事を切り取ってノートに貼り、自分の意見と一緒にまとめたもの。

それが新聞ノートです。

読んで終わりにしてしまうと、そのときは発見があってもすぐに忘れてしまいます。

あとで思い出そうとしても、その記事にたどり着けないこともあるんです。

でも新聞ノートを作っていれば、そこに自分の考えがどんどん貯まっていきます。

ノートは後から見直せるので、分からなくなったことを確認したり、足りない部分を補えたりできるのも良いところ。

入試の直前にも見返せるだけでなく、毎日継続して分厚くなったノートは自信にもなりますよね。

じんまる先生
じんまる先生

新聞ノートを作ることで、以下のようなメリットもありますよ。

<新聞ノート3つのメリット>

①論理的思考が身に付く

②課題発見力が向上する

③知識が定着しやすい

①論理的思考が身に付く

小論文では、自分の意見を相手に分かりやすく伝えなければなりません。

そのときに必要なのが、物事を筋道立てて考えること。

つまり、論理的に考える練習をしておかないと、小論文が書けないということです。

じんまる先生
じんまる先生

論理的に考える力のことを「論理的思考力」と呼びます。

論理的思考力を鍛えるには、新聞を読むのが効果的です。

しかしそれだけでなく、自分の意見や要約を文字にすることで、さらに効果が上がるんです。

記事の内容を限られた文字数でまとめるには、物事の本質(何が言いたいのか)をしっかり読み取らなくてはいけません。

また、何をどんな順番で書くのかも重要です。

実際に小論文を書くときも、これと同じことが言えますね。

つまり、論理的思考力を鍛えておくことが、入試本番での高得点に繋がるというわけです。

②課題発見力が向上する

小論文は、問題のテーマに対して自分で問いを立てるところから始まります。

この「問いを立てる」練習にぴったりなのが、新聞ノートなんです。

新聞ノートには、記事の要約に加えて自分の考えも書き込んでいきます。

そのため、ただ情報を集めるだけでなく、課題や論点を見つけ出さなくてはいけません。

記事の内容だけでなく、背景にある問題にも意識を向けてみたり、なぜその記事が注目されているのか考えてみたり。

そうやって記事を読んでいると、内容を深く読み解いたり、多角的な視点から分析できるようになってきます。

つまり新聞ノートを続けることによって、課題発見力が自然と身に付いてしまうんです。

③知識が定着しやすい

知識を付けようといくら新聞記事を読んでも、それだけでは内容が頭に残りません。

しかし記事の内容をノートにまとめることで、その知識がしっかり頭に入るようになるんです。

なぜなら、記事の内容をノートにまとめるには、自分の言葉で書き直さないといけないから。

そうすることで、内容を深く理解できるし、大切なポイントが頭に残りやすくなるんです。

さらに、関連するテーマについて体系立ててまとめていけば、いろいろな知識を関連付けることもできます。

このように、新聞ノートをコツコツ作り続けていくことで、知識がどんどん定着していきますよ。

新聞を使った小論文対策まとめ

この記事では「新聞を使った小論文対策」について解説しました。

「小論文の練習をしていても、本論がなかなか書けない」

そんな人は、情報が足りていないのかもしれません。

新聞ノートを作って、小論文で使えるネタをどんどん増やしていきましょう。

新聞を使った小論文対策

<新聞を読むメリット>
・常体の文章に慣れる
・時事問題に強くなる
・語彙力が高まる

<読売中高生新聞を読もう>
・時事問題を分かりやすく解説
・小論文対策に最適

<新聞ノートを作ろう>
①気になった記事を切り取る
②記事の内容を要約する
③自分の意見をまとめる

<新聞ノート3つのメリット>
・論理的思考が身に付く
・課題発見力が向上する
・知識が定着しやすい

小論文は、とにかく何度も書くことが上達へのいちばんの近道です。

この記事を参考にして、繰り返し対策してみてくださいね。

何度も見返すことができるように、ブックマークをおすすめします!


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じんまる
じんまる
小論文の先生
Profile
沖縄県在住の現役塾講師┃小論文・志望理由書・面接の対策/総合型選抜・推薦入試専門┃個別指導対応┃大歓迎→偏差値50台以下/勉強が苦手/文章が書けない/部活一筋の高校生┃志望校合格に向けて一緒に勉強しましょう!≪指導実績≫総合推薦入試合格率100%(2022年度・2023年度)
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