ひとりでも大丈夫!独学で合格するための5ステップと上達のポイントを徹底解説!
- 小論文を独学で乗り切る方法を知りたい
- 小論文対策の進め方を知りたい
- 小論文が突然必要になり困っている
この記事では、「独学で小論文対策を進める方法」についてなるべく分かりやすく説明します。
どうしても一人で対策しなければいけない高校生は、この記事で一緒に対策を進めましょう。
小論文対策は独学でも大丈夫?
総合型入試で小論文が必要になりました。
塾に通わなくても小論文対策はできますか?
この記事を読んで「独学で小論文対策を進める方法」を実践すれば、最低限の小論文は書けるようになりますよ。
ひとりで小論文対策を進める5つの手順
最近の大学入試では、小論文が出題される機会も多くなりましたね。
「志望校の変更で急に必要になった」
「やっぱり総合型も受けることにした」
このように、一般選抜の勉強に加えて小論文対策が必要になった人もいると思います。
そんなとき注意して欲しいのが、すぐに小論文を書き始めないということです。
小論文対策を効率よく進めるためには、取り組む順番がとても大切です。
遠回りしている時間がもったいないので、以下の内容を参考に対策を進めて行きましょう。
5つのステップに分けて具体的に説明しますね。
①スケジュールを立てる
②小論文の基礎を学ぶ
③知識を身に付ける
➃模範解答を丸写しする
⑤練習問題や過去問に挑戦する
①スケジュールを立てる
対策を始める前にお伝えしておきたいのが、独学での対策は想像以上に時間がかかるということです。
入試の時期によって取り組める内容が変わりますので、まずは日にちを逆算して勉強計画を立てましょう。
出題される問題のタイプによりますが、最低でも2ヵ月は確保したいところです。
また、志望校によっては過去問の取り寄せに時間がかかることがあります。
過去問を1度も解かずに入試本番を迎えるのは危険です。
余裕をもって、早めに準備しておきましょう。
急に小論文が必要になった、本番まで時間が無いという人は、以下の記事を参考にして対策を進めてください。
②小論文の基礎を学ぶ
スケジュールが決まったら、さっそく対策を始めましょう。
まずは、小論文の基礎をしっかり身に付けてください。
小論文で点数を落とさないためには、絶対に自己流で書かないこと。
小論文の基本ルール、序論・本論・結論の三部構成、メモの作り方など、初めにしっかり身に付けておけば、そのあとの対策がスムーズに進められます。
ポイントごとに記事をまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
小論文の基本ルールを学ぶ
三部構成の書き方を学ぶ
メモの作り方を学ぶ
豆知識として、原稿用紙の使い方やNGワードなども知っておくといいですよ。
原稿用紙の使い方
小論文のNGワード
③知識を身に付ける
小論文の書き方が分かったら、次は内容の対策に進みましょう。
文章の書き方が分かっていても、ネタが思い浮かばなければ小論文は書けません。
ここでいうネタとは、あなたの意見とその根拠になるものです。
小論文は、自分の意見を分かりやすく伝えて、相手を納得させなくてはいけません。
そのために有効なのが「新聞を読む」ことです。
新聞は、世界中のニュースやトピックを分かりやすくまとめてくれています。
手軽に情報が手に入るだけでなく、文章を読み取る練習にもなるので、新聞に目を通す習慣をつけましょう。
またそれと合わせて、新聞ノートを作ることをおすすめします。
気になった記事の内容を要約して、そこに自分の意見を書き加える。
そうすることで、小論文で重要な論理的思考を身に付けられます。
新聞ノートについては以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
新聞ノートは、面接対策にも役立ちますよ。
➃模範解答を丸写しする
ここまで来たら、実践的な練習に入りましょう。
とはいえ、突然書き始めるのは難しいですよね。
なかなか書き進まず、時間をムダにしてしまう高校生もたくさんいます。
それを防ぐために、模範解答を丸写ししてみましょう。
答えを書き写すことで、どんな風に書けばいいのかイメージできたり、原稿用紙の使い方の練習になったりします。
これをやるかどうかで、小論文の理解度が大きく変わります。
実際に模範解答を用意しましたので、ぜひ丸写しに挑戦してみてください。
私は、成人年齢が18歳へ引き下げられたことに賛成だ。なぜなら、若者の積極的な社会参加を促すきっかけになるからである。
たしかに、日本の場合は18歳の多くがまだ高校生だ。そのため、社会経験が不足している、経済的に自立していないなど、成人と呼ぶにはまだ早いという意見もあるだろう。しかし、成人を迎え自由と責任を負う立場になるからこそ、自覚が芽生えるのではないだろうか。そして、法務省が説明しているように、若者の自己決定権を尊重することは、積極的な社会参加を促すことに繋がると考えられる。また、世界的に見ても成人年齢を18歳と定めることが主流となっている。それに加えて、少子高齢化が進行している日本だからこそ、若者の社会参加の機会を早めることには大きな意味があると言える。
以上のことから、私は成人年齢が18歳へ引き下げられたことに賛成する。
⑤練習問題や過去問に挑戦する
丸写しを終えたら、いよいよ小論文を書き始めます。
はじめから過去問に挑戦すると挫折の原因になりますので、まずはかんたんな練習問題を解いてみましょう。
慣れてきたら、少しずつ文字数を増やしながら過去問に挑戦してみましょう。
具体的な方法について、もう少し詳しく解説していきますね。
練習問題を解く
練習問題は、時間が許す限りたくさん挑戦しましょう。
書いた分だけ合格に近づけると思ってください。
原稿用紙1枚を埋めるのにも苦戦してしまうという人は、少ない文字数から始めても大丈夫。
200字→400字→800字というように、徐々に増やしていきましょう。
もちろん、800字でも書けそうな人は、はじめから800字に挑戦して構いません。
練習問題の選び方ですが、はじめは身近で書きやすそうなテーマから選びましょう。
慣れてきたら、志望学部に関連するテーマの問題を解いてみるのがいいですね。
このブログの公式noteでは、練習問題と模範解答を有料で公開しています。
手元に練習問題がない人や、模範解答を参考にしたいという人は、ぜひご覧ください。
過去問に挑戦する
練習問題を解くことに慣れてきたら、いよいよ過去問に挑戦してみましょう。
問題には必ず制限時間や文字数が書かれていますので、その条件に沿って解くようにしてください。
また、答案用紙がある場合は必ずそれを使いましょう。
大学によって1行あたりの文字数が違ったり、縦書き横書きの条件が異なります。
あらかじめ慣れておいた方が有利なので、志望校の出題内容は熟読しておいてください。
小論文を書いたら必ず添削してもらおう
小論文を書き終えたら、必ず誰かに添削してもらいましょう。
普段の勉強でも、問題を解いたあとには答え合わせをしますよね。
それと同じく、小論文も書いて終わりではありません。
- 客観的な意見を書けているか
- 相手に伝わる文章になっているか
- 誤字脱字やミスはないか
など、自分では分からないことがたくさんあります。
ですから、書き終わった小論文は必ず添削してもらうようにしましょう。
学校の先生に見てもらうのが理想ですが、難しそうな場合は両親でも構いません。
大学生や社会人の兄姉がいる場合はそれでもいいでしょう。
また、有料の添削サービスを利用するとプロの指導が受けられるので、小論文の実力が一気にあがります。
最近はオンラインの添削サービスも充実しているので、独学で対策している高校生でも安心して対策を進めることができますね。
小論文の添削サービスについては、以下の記事で詳しく解説しています。
無料の方法から気軽に頼める有料サービスまでまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
独学で小論文対策を進める方法まとめ
「独学で小論文対策を進める方法」について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。
自分ひとりで小論文対策を進めるためには、スケジュールと添削が重要です。
なんとなく始めるのではなく、きちんと計画を立ててから取り組むようにしましょう。
①スケジュールを立てる
②小論文の基礎を学ぶ
③知識を身に付ける
➃模範解答を丸写しする
⑤練習問題や過去問に挑戦する
⑥必ず添削してもらう
小論文は、とにかく何度も書くことが上達へのいちばんの近道です。
この記事を参考にして、繰り返し対策してみてくださいね。
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